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ペンギンの祭窓から 祇園祭・真のメイン「神幸祭」

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ご無沙汰しています、ペンギンスタッフ小林祐次郎です
これの前のブログ通り7月17日、ペンギンをお休みして山鉾巡行に参加してきました(写真左上)。参加させて頂いた事にこの場をお借りして皆様にお礼申し上げます

さて、その山鉾巡行。祇園祭のメインイベントと思われていませんか?

それは「誤解」です!山鉾巡行は神様がお通りになられる為のお清めの儀式、いわば「前座」なのです!
山鉾巡行の終わった後、日が暮れる頃に神様の乗られたお神輿が八坂神社を出発されます。祇園祭の本当のメイン、「神幸祭」の始まりです
お神輿は全部で3基(子ども神輿をいれると4基)。
スサノオノミコトが乗られる中御座
クシイナダヒメノミコト(素戔嗚尊の妻)が乗られる東御座
ヤハシラノミコガミ(素戔嗚尊と櫛稲田姫尊の子)が乗られる西御座の3基です
私は巡行の予定が終わった後、神幸祭を見に行きました。写真はその時出会えた東御座です(写真右上)

3基はそれぞれに氏子町内(四条木屋町辺り等)を巡り、四条寺町の御旅所に集結して休まれます、これで神幸祭の終わりです

3基は7日間御旅所で休まれ(写真左下)、24日の還幸祭で(大宮、烏丸、三条等を通って)八坂神社に還られます。写真右下は還幸祭での東御座です
祇園さんに還られてすぐに行われる「遷霊の儀」は境内の灯りが一切消され、足音さえ許されない厳戒の中お神輿から神社に神々が還られる時はとても神秘的なので一度は見に行かれても良いと思います

語りだすとキリがないのでこの辺で、次回は石丸祐次郎でお会いしましょう!!